ナポレオンがお風呂好きだったという噂について

「余の辞書に不可能の文字は無い」という名言を残したフランスのナポレオンは、実にお風呂好きだったと言われています。

ナポレオンは1日に3時間しか眠らず、馬の上でも眠れたなどという超人的な逸話も残されていますが、お風呂に関してはどのような感覚を持っていたのでしょうか。

ここではナポレオンとお風呂について解説します。

ナポレオンはお風呂好きだった!?

ナポレオンはお風呂が大好きで、長いときには6時間以上お風呂に入っていたと言われています。

休むときには休む、戦うときには戦う、というオン・オフをしっかりと分けていたと言われています。

戦いの時にはひるむことなく、そしてほとんどの戦いにおいて勝利をしてきたナポレオンは、歳を重ねるごとにお風呂に入る時間は長くなっていきました。

毎日2時間は入浴し、あるいは1日に何回もお風呂に入るということさえあったとされています。

フランス革命の時代、ベルサイユ宮殿にはお風呂に入る習慣がなく、人々はなかなか不衛生な状態で生活していたと言われています。

その直後に活躍したナポレオンがお風呂好きだったなんて驚きですね。

お風呂に入っている時も忙しかった!?

そんなお風呂好きなナポレオンですが、だからといってお風呂につかり、静かに過ごしていたわけではありません。

もともと時間を無駄に使うことが嫌いなナポレオンは、お風呂に入っている間も文書などに目を通し、仕事をしていたと言われています。

そのためかなり時間を有効的に使っていたと言えるでしょう。

決して寝ていたわけでは無いのです!

痔の問題

ナポレオンは幼い頃から便秘に悩まされたと言われています。

そのため、イタリア戦争の時に初めて痔になってしまったとされています。

痔になるとそれなりに痛みを伴いますよね。

しかしお風呂に入ることにより、この痛みが解消されました。

それによってお風呂に入る時間が長くなっていたのではないかとも言われています。

健康法というよりもこの不快感を解消するためだった、とでも言えるでしょうか。

そしてセントヘレナ島に流された頃にはすっかり長風呂になっており、6時間ぐらいは浸かっていたとも言われています。

まとめ

いかがでしょうか。

この頃はまだまだお風呂に入るという習慣が常識になっていない頃ですから、ナポレオンのお風呂付は極めて例外的だったと考えられます。

しかし、歴史上の人物がお風呂好きだったので、好感がわきますよね。

ナポレオンは非常に清潔な人物だったと言えるのです。

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