ナポレオンと言えば、フランス革命戦争の後にナポレオン戦争が起こり、その戦争で多くの勝利を手に入れた人物ですよね。
軍人としても優秀でしたが、最終的には皇帝となり、政治を掌握するまでになりました。
最後はセントヘレナ島で不幸な子を迎えたナポレオンですが、そんなナポレオンの子供時代は一体どのようなものだったのでしょうか。
ここではナポレオンの子供時代について解説します。
フランス本国への足がかり
ナポレオンはもともとコルシカ島で生まれました。
決してフランスのパリで生まれた、などというわけでは無いのです。
コルシカ島には貴族制度がありませんでしたが、ナポレオンの父はフランス側に身を置くことを条件に貴族同等の権限を手に入れたのです。
それによってナポレオンは貧乏貴族としてその人生を始めることになりましたまた、貴族同等の権限を得たことにより、ナポレオンはフランスへの足がかりを手にすることができたのです。
フランス本国に渡り、そこで教育を受けることができるようになりました。
これがナポレオンの子供時代の始まりです。
勉強に於いて優秀な成績
ナポレオンは勉学に熱心で、とても頭が良かったと言われています。
パリにある陸軍士官学校に通ったときには本来ならば4年で終了するべき課程を11ヵ月で俺ました。
それはこの学校にとっても最短記録だったと言われています。
そしてナポレオンは非常に読書好きで、1日に何冊もの本を読んでいました。
その時に得た知識などがその後の戦略に生かされたと考えられています。
読書好きは死ぬ直前まで続き、セントヘレナ島には4000冊もの本を抱えていたと言われています。
読書好きだったからこそ、あれだけの戦いを勝利に導くことができたのかもしれません。
雪合戦での出来事
ナポレオンはその子供時代から戦略を考えることにたけていたと考えられます。
ナポレオンが子供の時、学校で雪合戦をする機会がありました。
その時ナポレオンはチームのメンバーに指示を与え、非常に巧妙な戦略を使って勝利を与えたとされています。
つまり、ナポレオンは子供時代から戦術を考えることが上手で、戦争中も良きリーダーとして軍人を率いていましたが、その能力は子供の頃から発揮されていたと言われているのです。
「リーダーというのは希望を与える人」というナポレオンの名言がありますが、その考え方は子供時代から存在していたのかも知れませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
ナポレオンは子供時代から戦術能力に長けていましたが、だからこそ大人になってからもその才能が戦争で生かされたのです。
大人になってからいきなり力を発揮するようになったわけではないということがわかりますね。