ナポレオンの名前が由来になっている食品とは

フランスのナポレオンと言えば誰も知らない人はいないのではないでしょうか。

最終的にはセントヘレナ島に流されてその人生を終えたナポレオンですが、ヨーロッパのほとんどの国を征服し、最後には皇帝に上り詰めた人物でもありますね。

そんなナポレオンの名前が由来となったものは世の中にたくさんありますが、例えばどのようなものがあるのでしょうか。

ここではナポレオンの名前が由来となっている食品について紹介します。

さくらんぼのナポレオン

日本で最もある人気のさくらんぼはどんなような名前か知っていますか?

これこそナポレオンと言われる品種です。

佐藤錦の小屋にあたる品種であり、ヨーロッパでも人気があります。

ヨーロッパの各国では多く栽培されており、もちろんナポレオンに由来しているのです。

これはナポレオンが死亡した後、ベルギー国王がこのさくらんぼにナポレオンと名前をつけたと言われています。

6月下旬が収穫時期となっており、日本では佐藤錦の受粉木として一緒に栽培されることが多いです。

酸味が強い味をしており、缶詰や洋菓子に合います。

ナポレオンコニャック

ナポレオンがセントヘレナ島に流された後、彼と親しかったコニャックメーカー、クルボアジェの創業者がナポレオンにコニャックをプレゼントしました。

ナポレオンはそのコニャックを大切にしていたのですが、お酒が大好きだったイギリス兵がこれに興味を持っており、ナポレオンがいない隙にこのコニャックを盗み飲みしたのです。

そして「さすがナポレオンのコニャック!」と感動したところからナポレオンコニャックという名前が使われるようになったと言われています。

つまりナポレオンコニャックはナポレオンが愛したコニャックなのです。

ブランデーナポレオン

ブランデーのランクにはナポレオンというものがあります。

ブランデーの熟成年数の最高ランクはXOとナポレオンクラス、と呼ばれますね。

ブランデーの熟成年数は1番最初はスリースター、次にVO、VSOP、ナポレオン、XOとなります。

ナポレオンという名前が使われている背景には様々な理由がありますが、ナポレオンの長男が1811年に誕生し、その時に葡萄がかなり豊富に収穫したことからその年のブランデーにナポレオンという名前をつけたと言われています。

まとめ

いかがでしょうか。

ナポレオンという名前がついている食品は他にもたくさんありますが、当然ながらフランスのナポレオンが由来しているのです。

これ以外にもチョコレートなどにもナポレオンの名前が由来しているものがありますよ。

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