ナポレオン戦争によって使われていた武器や戦術とは一体なんなのでしょうか。
ナポレオン戦争はフランス革命戦争の後に起こりましたが、ナポレオンという人物がヨーロッパほぼ全ての国を制圧したという事でも知られていますよね。
なぜそんなことが可能だったのでしょうか。
ここではナポレオン戦争で使われた武器や戦術について紹介します。
ナポレオン戦争で使われていた武器
ナポレオン戦争で使われていた武器の中で最も有名なものはイギリス軍が最初に使い始めたとされるフリントロック式のライフル銃で、ベイカー銃と呼ばれるものです。
これは1800年から製造が開始されたものであり、1830年になるまで様々な戦争で使われていました。
もともとイギリスはアメリカ独立戦争により、ライフル銃は非常に価値があると考えていたのです。
しかし当時は使いにくいものばかりで、なかなか現実的ではありませんでした。
そのためイギリスは開発を重ね、このベイカー銃を作り上げたのです。
これがナポレオン戦争でも使われていた武器の中で有名なものになります。
当時イギリスに続いてフランスは世界第二の武器生産国でした。
そのため様々な物を考案し、戦争を勝利に導いたのです。
ナポレオン戦争による戦術
戦争を勝ち進むためには戦略が必要になります。
そしてナポレオンはその戦略を考えるのが得意であったとされています。
例えば軍隊全員で攻撃を仕掛けるのではなく、1部の兵士をおとりとして敵軍を引きつけ、指導から攻撃するなど、様々な戦略が用いられていました。
そしてナポレオンはフランス軍にとって有利な状況を作り出すのが得意だったとも言われています。
戦う兵隊よりも歩く兵隊の方が最良であると考え、兵士たちをとても大切にしていました。
特にこのような戦略はアウステルリッツの戦いやフリートラントの戦いに反映されていると言われています。
国内外問わず人気だった
この頃は食料などを持って戦いに行くということができませんでした。
そのため戦いの最中に必要とされる食料や物資等は現地で調達するしかなかったのです。
当たり前ですが現地で調達するためには現地の人から食料などをもらうということが必要になります。
当然ながら国民からの支持を得ることができなければそれが叶いません。
しかしナポレオンは国内外問わず人気ものであったため、現地での調達に困ることがありませんでした。
このように現地で助けを借りることができるということもナポレオンの戦略の1つだったのです。
まとめ
いかがでしょうか。
このような武器や戦術に加え、ナポレオン自身は読書家であり、非常に頭が良かったと言われています。
自分自身も新しい戦術を考えだし、様々な武器を積極的に使っていました。
そのような人物がリーダーにいたからこそ、ナポレオン戦争は負け知らずだったとも言えるのです。