ナポレオンが率いたフランス軍の特徴について

ナポレオンが率いたのは大陸軍と言われるフランス軍です。

大陸軍と言うのはナポレオンが皇帝になってから名前をつけた軍隊であり、大陸軍そのものは1805年8月29日に発足しています。

ここではその大陸軍のみならず、ナポレオンが率いたフランス軍の特徴について紹介します。

現代の戦争の基礎を生み出した

ナポレオンが率いたフランス軍は軍事的にも高い技術を持っていたと言われています。

この頃のヨーロッパは傭兵が一般的であり、お金をもらって雇われている軍隊ばかりでした。

フランス革命の後、そこに国民軍と言うものが出来上がり、三兵戦術が行われるようになったのです。

歩兵、騎兵、砲兵が連携して戦うと言うスタイルが出来上がり、指揮官を養成するなど、それまでの戦いにはなかった技術がここに出来上がりました。

フランス軍のこのようなスタイルはその後の近代戦争や軍隊の基盤となり、その後プロイセンに置いてクラウゼヴィッツが戦争論と言う本を書き、この記述を理論化することになります。

食料の開発

どれくらいの間続くかわからない戦いに行くと言うときには食料もしっかりと確保しておかなければいけません。

ナポレオンが皇帝に着いた時、ナポレオンは食事を長く保存するための方法を公募することにしました。

その結果、瓶詰めと言うものが出来上がったのです。

そのものは加工に手間がかかってしまうため、あまり普及する事はありませんでした。

しかしこの時に作られた密閉後に加熱殺菌すると言う方法はその後1810年イギリスにおいて缶詰と言う形で発展していくのです。

道路の右側通行

日本と言えば道路は左側通行ですよね。

しかし、ナポレオンの時代、フランス軍が活躍していた時代に道路の右側通行がヨーロッパ全土に普及していきました。

日本と同じく左側通行の国と言えばイギリスを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

イギリスはフランス軍によって占領されなかったため今でも左側通行のままだと言われています。

イギリスによって占領された国家はほとんどが右側通行となり、今もその伝統を受け継いでいます。

ちなみに一般的な左側通行の国は日本とイギリス以外にオーストラリアとニュージーランドがあります。

よく間違われますが、韓国と中国は右側通行です。

まとめ

いかがでしょうか。

ナポレオンの時代、フランス軍は様々な変化をヨーロッパにもたらしました。

負け知らずだったフランス軍はヨーロッパで様々な国家にフランスのやり方を広め、そして政治的にも支配することになっていったのです。

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