成功する人は読書家が多いということを聞いたことがあるでしょうか。
実はナポレオンもかなりの読書家であり、その読んでいる本の量は凄まじかったと言われています。
それならばナポレオンはどのくらいの量の読書をしていたのでしょうか。
ここではナポレオンと本の関係について解説します。
文学活動に夢中な幼少期
もともとナポレオンは幼い頃から読書家でした。
ルソーの著作などを読み、読書に夢中であるがゆえに無口で、友達があまり多くはない少年だったと言われています。
10代の後半には小説家になることを考えたことさえあるとされており、文学活動にも夢中でした。
ナポレオンの名言として知られている「余の辞書に不可能の文字は無い」という表現も彼の読書量から来た知識に裏付けられた表現だと言えるでしょう。
大量の読書により、学生時は4年かけて終えるべき課程を11ヶ月で終えたことがあるとも言われています。
11ヵ月というのはこの学校にとっても開校以来の最短記録でした。
ナポレオンが好きだった本
ナポレオンは読書録という読書ノートをつけていたとされています。
歴史学や軍隊に関する本が多かったとされており、さすが将軍として戦いで活躍した人物の読んだ本だと言えるでしょう。
また、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」という本を愛読していました。
この本をエジプト遠征の時にも持参し、7回4だと言われています。
さらに移動中のバスの中でも読書を怠りませんでした。
つまらなかったり、読み終わったりした本は窓から投げ捨てたとも言われています。
セントヘレナ島には3000冊の本
ワーテルローの戦いに敗れたナポレオンはイギリスからイギリスを亡命先として選ぶことを断られたため、イギリスが支配していたセントヘレナ島に流されました。
様々な食料には恵まれていましたが、総督ハドソンからはそれなりに酷な仕打ちを受け、病気になった途端に主治医を本国に送り返されてしまうなど、イジメに近いこともあったとされています。
しかしそのような中でもナポレオンは読書を忘れず、3000冊の本をセントヘレナ島に置いていたと言われています。
この量は一般的な人間が読めるような量ではありませんよね。
しかしナポレオンが読書好きだったという事は、知識を得るためにはやはり読書が大切であるということを教えてくれるのです。
まとめ
いかがでしょうか。
ナポレオンはかなりの読書好きでしたが、やはりその知識はナポレオンの軍人としての経歴に成果を与えたと言えるでしょう。
本を読んでこそ知識をつけることができるのですから、私たちも学んでいきたいですね。