ナポレオンが愛したワイン、シャンベルタンについて

ナポレオンが愛したワインについて聞いたことがあるでしょうか。

セントヘレナ島に幽閉された時、ナポレオンは南アフリカのワインを愛していたとも言われています。

しかしそれ以外にもナポレオンはフランスのワインを愛していました。

ここではナポレオンが好んだワイン、シャンベルタンについて解説します。

王様のワイン、シャンベルタン

フランスのブルゴーニュ地方にはシャンベルタンと呼ばれるムラがあります。

このシャンベルタン村の特別な畑だと格付けされているワインがシャンベルタンになります。

このシャンベルタンには白ワインは存在しません。

すべて赤ワインと言われます。

中部ジュラ紀の泥灰土と岩石の土で形成された土壌がぶどうを育て、そのぶどうから作られたワインは酸味と渋みを持ち合わせた完璧なワインだと考えられているのです。

最低でも20年、長ければ60年ほど寝かせることができると言われており、王様のワインとも呼ばれています。

修道院が管理する畑

もともと修道院が13世紀から完治していて畑において、ワインが出来上がりました。

そのワインがおいしいという噂を聞いたベルタンという男性が隣の畑を使ってぶどうを育て、ワインを作り上げたことによりその畑が「ベルタンの畑」と呼ばれるようになり、その「シャン・ド・ベルタン」がシャンベルタンという名前になったと言われています。

ナポレオンはこのシャンベルタンをロシア遠征の時でさえも持っていったという逸話があり、このワインは非常に有名なものとなりました。

ブリュゴーニュ地方の中でも最も威厳があるワインだと言われています。

ナポレオンはシャンベルタンしか飲まなかった!?

セントヘレナ島に幽閉された後のナポレオンは他のワインを飲んでいたという記録がありますが、それまでのナポレオンはこのシャンベルタンしか飲まなかったとさ言われています。

それほどまでに今でもナポレオンと言えばシャンベルタン、シャンベルタンと言えばナポレオン、と言われています。

日本においてもシャンベルタンのワインを購入することができますが、上手に購入すれば50,000円ほどで見つけることもできますが、基本的には安いものであっても100,000円は超えると言われています。

まとめ

いかがでしょうか。

フランスと言えばワインというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。

そのフランス人、ナポレオンももちろんワインを愛していました。

一般人が簡単に手を出すことができるような値段ではありませんが、もし機会があればシャンベルタンを探してみてはいかがでしょうか。