ナポレオンは常に右手をポケットに入れていたということを知っているでしょうか。
確かにナポレオンの肖像画を見てみると右手がいつもポケットに入っている、右手を隠す理由があるのかどうか、などと感じたことがある人もいるかもしれませんね。
それならば、ナポレオンが右手をポケットに隠す理由とは一体なんなのでしょうか。
ここではナポレオンの右手の謎について解説します。
慢性的な胃痛を抱えていた
ナポレオンは慢性的な胃痛に悩まされていたと言われています。
セントヘレナ島で死亡した後ナポレオンの解剖が行われましたが、そこからは胃に腫瘍と癌があったことがわかっています。
実際はナポレオンの志望理由ははっきりとはしておらず、中にはヒ素による暗殺だったのではないかとも言われていますが、暗殺説を否定することもできません。
そして慢性的な胃痛に悩んでいたナポレオンは常に上着の隙間から手を入れて胃を押さえていたと言われています。
それがナポレオンが常に右手をポケットに入れていた理由の1つだと考えられています。
皮膚に湿疹があった
他にもナポレオンが右手を隠す理由があったと考えられています。
それはナポレオンが皮膚病患っていたため、お腹に湿疹ができてしまい、それを掻いているうちに右手をポケットに入れる癖ができてしまった、という説です。
確かに人前でお腹を掻くわけにもいきませんから、どうしてもお腹が痒くなってしまったらポケットに手を入れて掻くかもしれませんね。
ナポレオンが右手をポケットに入れていたのは既に癖になっていたものであり、本来はお腹を掻くという理由があったのかもしれません。
坂本龍馬にも似た癖があった!?
坂本龍馬は大河ドラマでも話題となりましたね。
日本全国あちこちに彼の銅像があります。
そしてそのような銅像には、坂本龍馬が懐に右手を入れているものが多いですよね。
有名な坂本龍馬の写真でも右手を隠す状態になって写っています。
これには様々な理由があると言われていますが、懐にピストルを入れていたから、という説が有力です。
しかしそこにも様々な理由が考えられており、1つはナポレオンの真似をしているのではないか、という説もあります。
確かにナポレオンもポケットに右手を入れ、右手を隠すような姿勢をとっていました。
もしかしたら坂本龍馬もそれを意識していたのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
ナポレオンが右手を隠す理由は様々な説がありますが、いずれにせよそこにはナポレオンの秘密がありそうです。
今となってはナポレオンがなぜ右手をポケットに入れていたのかという事は明らかにされる事はありませんが、歴史的な英雄の謎としてこれからも語り継がれていくことでしょう。